ガラスが割れたらガラス屋に修理や交換を依頼しましょう

ガラスは窓やドアのような建具だけでなく、家具や壁、インテリアや食器など様々な物に使用されており、私たちの生活になくてはならない存在です。

採光性が高く室内を明るく保ち、丈夫で傷がつきにくい、見た目が美しいなどの特徴があり、ご家庭から各種施設まで当たり前のように目にするのではないでしょうか。

日常に置いてコップや茶わんなどガラス製の小物は時々割れてしまうことがあるかと思いますが、窓ガラスや扉のガラスなど、大きいサイズのガラスが割れることは滅多に遭遇しないでしょう。

小物の場合は掃除や処理が簡単なので自分で片付けることがほとんどです。

大きいガラスが割れた際には、どういった風な対応が必要となるのでしょうか。

ガラスは熱加工により形状を決められたら再度加熱しない限り変形しないので、プラスチックやアルミなどと比べて割れやすい性質だと言えます。

曲がったりへこんだりが出来ない固さを持っているため、強い力が加わるとに割れてしまうのです。

もし窓やドアなど大きいガラスが割れてしまったなら、自分で何とかしようとせずガラス屋に修理や交換を依頼するべきです。

窓や扉などで一般的に使われているガラスは基本的に透明なフロートガラスと呼ばれている物が多く、極めて目に見えにくという特徴があります。

そのため床に散らばった破片がどこに落ちているのかがわかりにくく、しっかり片付けたつもりでも以外なところに破片が残っていたりするのです。

更には割れた破片はするどく尖っている事が多いので、触ると切れやすい状態になっています。

まず素人が安易に触るべきものではないと考えていいでしょう。

また、ガラスは割れた時に細かくなって目には見えない程度の粉上になっている場合があり、粉上になってしまったガラスが当たりに飛散している可能性もあります。

こうしたものを吸い込んでしまうと身体に害になるのは当然のことです。

ですから、安全に確実に処理をするという事を考えても専門の業者に任すという事をした方が良いというわけです。

ガラスが割れてしまうことは仕方がありませんが、その後で重要になるのはまず安全第一でしょう。

特に割れたガラスの破片が散らばっているような状態であれば、素人が扱えるようなモノではないという事は明らかだと言えます。

もしガラスのトラブルが発生してしまった場合の対処法は、専門的に処理することが出来る業者に依頼することが一番確実で安全な方法です。

地域のガラス屋さんであれば破片を片付けてから新しい窓ガラスの修理交換が、当日中に完了できるケースもあります。

基本的な流れとして、まずは電話でガラスを取り扱っている専門業者に連絡を取ります。

ガラス屋さんは地域密着型の店舗のほか、チェーン展開しているお店もあります。

電話でどんなガラスが割れたか、どういったガラスに交換してほしいか等を伝えると、簡単な見積りを出してもらえます。

ガラス修理に使うガラスは正確なサイズである必要がありますので、基本的にはガラス屋さんが下見に来た際にきちんとした見積りがでることがほとんどです。

電話だと見積りが出来ない場合もあるため、とりあえず複数の業者さんに連絡を取って費用を尋ねてみるといいでしょう。

対応や値段でどのガラス屋さんに依頼するかを決めたら、工事の日時を決めて、いよいよ工事が開始になります。

出張型のガラス屋であれば、家の前でガラスを切り取り、サッシにはめ込んで修理してくれます。

店舗型や受注生産のガラスであれば、ガラスがサッシに収まった状態で家に届けてもらい、窓枠に設置します。

窓やドアの動きを確認したら、最後に支払いです。

たった一枚のガラスでも割れて交換するとなると費用がそれなりにかかりますが、特にペアガラスや防犯ガラスなど特殊なガラスの場合は予想以上に高額となってしまいます。

もしガラスが割れて修理が必要な場面になったら、一度火災保険を確認してみましょう。

破損原因によっては、補償され保険金が払われるかもしれません。

ヒビが入った窓はなるべく早急に修理をするべきです。

何故かというと、ちょっとした刺激によって窓が急に割れ広がり、破片が飛び散ってしまう可能性があるからです。

更に言えば、不用心で防犯性の低い人が住んでいるという印象を与えますので、泥棒に目を付けられる可能性も一気に高くなるのです。

シャッターや雨戸があればきちんと閉じておき、できるだけ早くガラス屋を呼ぶようにしましょう。